オーストラリア – ブルーマウンテンズ、ハンターバレー

オーストラリアはシドニーがあるNSW州は州内の旅行に限っては6月1日より解禁されました。3月23日よりロックダウンが開始され外出も不要不急の外出は禁止とされてきましたが、5月15日に飲食店で10人までなら一度に店内での飲食を許可する緩和策が発表され（←採算が合わないと反発があったのか数日後20人に増やされる）、6月1日より50人までOKとなり、現在はバーやフードコート、マッサージ店、動物園、、水族館、映画館なども解禁されました（それ以外のアミューズメントパークやエンターテイメント施設、テーマパークはまだ閉店）。

今日（6月15日）の発表では来月1日ナイトクラブ以外はほぼ解禁されるようです。

そんなわけで、さっそくNSW州を開拓すべしとお出かけしてきました。最初はもっと遠出して人があまり来ないようなところにしようかとも思ったのですが、いろいろ考えて逆にまだNSW州内だけで解禁されている間、他の州や海外から観光客が来れない今のうちに定番の観光地を訪れる方がかえって良いと考えてシドニー観光の定番、ブルーマウンテンズとハンターバレーに行ってきました。

ブルーマウンテンズ

シドニーから2時間ほどの所にあります。シドニーに観光に来る多くの人が訪れるブルーマウンテンズ。名前がマウンテンズが複数形となっている（←実はこれまで気づいてなかった）ように、山が連なった地域です。絶景ポイントがいくつか設けられ、また山の途中にはいくつかの町があり、イギリスの田舎町を想像させるような趣のある雰囲気でショッピングや飲食など楽しむことが出来ます。日本から来られる方はとりわけ忙しい日常や日本のゴミゴミした都会を忘れるにはとても良い場所ではないかと思います。

ハンターバレー

NSW州を代表するワインリージョン。ワイン好きの方なら知ってる方も多いと思います。シドニーから車でノンストップで2時間～3時間くらい（道路の込み具合によります）。セミヨン、シャルドネ、シラーズ辺りが評判のようです。日本にも輸出されているものも多く、オーストラリアワインが好きな方には以下の代表的なワイナリーのワインは聞いたことがある方も少なくないのではないかと思います。

De Bortli Wines
McGuigan Wines
Tyrrel’s Wines

実はよく下調べをしないので行ったのですが、私が訪れた 8/6 現在ではコロナによるソーシャルディスタンスのため、1度に一定数の人しか cellar door （テイスティングする場所）に入れないという状況で、事前予約が必須となっていました。ワイナリーに限らずホテルの朝食会場なども要予約となっていましたので、もし、コロナの影響下の時に訪れる場合には事前予約が必要か確認しましょう。多くのワイナリーはオンラインでの予約を受け付けているそうです。グーグルなどで気になるワイナリーを調べてワイナリーのウェブサイトを訪れてみてください（要英語力）。そんなわけで最初予約なしで行ったのですが、断られ予約する時間もあまりなかったので、今回は1か所しか回りませんでした。まあ、今回は下見程度のつもりだったので、特に損した気持ちはありません。

今回はシドニーのシティからでなく、ブルーマウンテンズの方からぐるりと回ってハンターバレーに入ってきましたが、最初は山に囲まれていて何もなく単なる田舎、ワインリージョン特有の整備された美しい景観がまるでないつまらないところだという印象でしたが、ハンターバレーの中心に近づくにつれ、求めいてた景色が姿を現し始めました。ステイホームを約2か月強制された後のこともあって、すごく気持ちよかったです。今回訪れて大体の感じはつかめたので次回はワイナリーなども事前にじっくり研究して回りたいです。