町中
オーストラリアでは先週より更に感染が拡大して現在は各州で州境を閉鎖しています。また、シドニーでは一般的な生活に必要不可欠でないサービスを提供するお店はシャットダウン(閉店)を命じられ、これによりレストランやファッション店、マッサージ店などは閉店を余儀なくされています。レストランやカフェはテイクアウトを提供しているお店は開けているところもあれば、閉めているところもあるといった感じです。ショッピングモールに関してはショッピングモール自体は開けることが許可されていますが、お店によって開けることが許されているお店、許されてないお店があり、フードコートはテイクアウトに限るとなっているので、テナントとして入っているお店は大部分が閉まっている状況で、スーパーや床屋、カフェ(テイクアウト)など一部が開いている状況です。
町中は完全にゴーストタウン状態といった感じではなく、比較的人の姿が見られますが、通常と比べるとやはり全然少ないです。また、シャットダウンが余儀なくされたことで、多くの人が職を失いあるいは休職に追い込まれ、Centrelink と呼ばれる日本のハローワークのようなところに失業手当を申請する人の長蛇の行列が出来ており、自分の番が来るまでに4, 5時間かかるといった話も聞きます。
企業
ビジネスを継続している企業では在宅勤務が可能な部署、オフィスでは在宅勤務を実施しているところが多いです。
ワーホリ、留学生
YouTube では多くのワーホリの方や留学生が日本への帰国を決意したという動画を上げています。学校はオンラインで継続されているところが多いようですが、ワーホリの方は今回の一連の措置で仕事を失った方が多いようす。また、航空会社も減便や欠航を実施しているところが多く、帰国の便の航空券を取るのも難しくなってきているようです。
感染が確認されたケース
先週は21日現在で874ケースでしたが、今日現在は3,166ケースと3倍以上に膨れ上がっています。中でもシドニーがあるNSW州が1,405と爆増しています。
政府からのアナウンスメント
今週は週明けにシャットダウンが義務付けられた後は世間をびっくりさせるような大きな声明はありませんでした。新たな声明としては、海外からオーストラリアに帰ってくるオーストラリア人の14日間の自主隔離の義務からホテルへの強制隔離の法令化といったことぐらいでしょうか?ホテルで働かれている方にとっては大変怖いかと思います。
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